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2020/07/28

悶タイム2

先月、新しい生活様式で動き出せそうとか言っておきながらこれですよ。
このタイトル。やんなっちゃいます。

それも島国特有の、このムシムシとした気候のせいかもしれません。
7月も終わろうというのにまだ梅雨が明けないなんてね。
色んなところにカビが生えそう…。

こんな時は4畳半の和室で70年代の洋楽なんか聞くと気持ちが落ち着くかもしれない。
それか日本の歌謡曲。
昭和が残した偉大なレガシー、歌謡曲。
もちろん世代は違うけど。

ボクの歌謡曲好きについてはいつかまた、たっぷり、じっくり?
ねっとり?どこかで書きたいと思いますが、
とりいそぎ本日の我が部屋のBGMは弘田 三枝子さんの『人形の家』。

残念ながら4畳半の和室ではないけれど、
今日の気分にとてもハマっている。
昭和歌謡を語る上で外せない曲は数多くありますが、この『人形の家』は、
ボクの昭和ノスタルジック・プレイリストの中でも燦然と
輝いております。
いや、燦然というか、鈍く怪しく、湿気を孕んで濡れながら輝く…
と言った方が正しいか。

まさに今の気分にピッタリな。

湿気を孕んで濡れながら輝く…ボクはそういうものが大好きです。
デビッドボウイやルーリードなんかもモロにそれだ。

思えばそういうものに触れたかったし、描きたかったし、作りたかったんだ。

…と気づいた事が言葉になれば、この悶タイムも無駄ではないのかもしれない。

原点に近いもの、自分のフェイバリットは色んな事を思い出させてくれる。
自分をある程度正常に留めてくれる。

何が正常かは置いといてね。

原点にありがとう。
弘田 三枝子さんにも、ありがとう。

梅雨、早く明けないかねぇ。