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『未希の家～震災語り継ぐ民宿～』という特集サイトのイラストを担当させて頂きました。

津波が迫り来るなか、防災無線で避難を呼びかけ亡くなった宮城県南三陸町職員、遠藤未希さん。
未希さんの両親が始めた“命の大切さを伝える民宿”への思いを紹介したサイトです。

ノート形式のこのサイトは、 「家族の思い出ノート」、「民宿の宿帳」、
ずっとひとつの家族を取材し続けてきた記者の方の「取材ノート」をイメージして作られました。

いろんな意味で、遠くの昔話みたいなものではないです。
是非ページをめくってみてください。

https://www3.nhk.or.jp/news/special/mikinoie/

　
鼻先もそわそわする3月の前半。
自分はちょっと肌寒いくらいのこの時期は大好きですが、
同時に2011年に起きた東日本の震災を思い出す時期でもあります。

9年経っても当時のニュースから見聞きする異様な状況、異様な空気は忘れられません。
何が正しいかも揺らいで、自分が何を考えて、何をしたらいいのかわからなくなって。
世の中の正義感、価値観もそうだったように思えます。

当時の自分の無力さもまた、忘れられない。
9年経ってもまだ微力だけど、少しずつでも関わって、返せるものを返していけたらいい。
返すってのは変な言い方だけど、しっくりくるのでそうします。

そして、異様な空気に揺らぐ価値観という所では、
今またそういう時期がきてますよね。
新型コロナウィルス。

こんな時は人の強さと弱さがはっきり出やすいから…
感染と同じくらい気をつけないといけないな、と。
闘争心は何用の気持ちなのかとも思ったり。

自分も優しくありたいものです。
 
 
9 years have passed since the huge Tohoku earthquake and Tsunami in March 2011.
You almost know that disaster.

Recently, I drew an illustration.
The illustrations are for web site introducing Miki Endou’s family and their guest house.

Miki was employee of Minamisanriku town, Miyagi Prefecture.
At the time of earthquake,she noticed evacuation to the townspeople.
Also, Tsunami was approaching then.

This website introduces the guest house that was started by Miki’s parents. 
Their guest house is telling importance of life.

This is not an old tale difnitely.
Please turn the page.

Now,Corona virus infection is spreading in the world.
It is an emergency obvious.

The one vagabond monk said,
“All strong people are gentle.”
This word is suitable for emergencies I think.

I want to be strong.