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2019/10/01

虫展!

虫展に行ってきましたよ。
東京ミッドタウンにある21_21 DESIGN SIGHTで開催中の
企画展「虫展 −デザインのお手本−」です。

虫の展覧会と言っても麦わら帽子にランニングシャツの子供たちが喜びそうな昆虫展じゃなくて。
会場にはデザイナー、建築家、構造家、アーティストたちが、虫から着想を得たさまざまな作品を展示。
グラフィックデザイナーの佐藤卓さんがディレクション、虫好きとしても知られる解剖学者の養老孟司さん企画監修の虫展は、
虫の形態と生態、人間との関係性を媒介にデザインの新しい一面を体験できる企画展です(公式サイトより部分的に引用)。

展示作品は、
環境音と楽器音を混ぜ合わせたリズムと一緒に色彩豊かな虫の世界を体感する「昆虫のミュージックビデオ」、
甲虫が翅(はね)を折り畳む精巧な構造を3Dプリンターで再現した作品、
築構造設計の分野から「トビケラの巣」を構造的に解いた立体作品などその形体は様々。
虫の美を新発見+再認識できる展示となってました。

思えば自分も結構田舎の出身だから、虫の持っている美(も醜)も昔から身近に感じてきた。
幼少期田舎で感じた虫へのドキドキは大人になっても消えないものだなと。

自然の持つ美しさには人間が作るものは敵わない。
それは確かにそうだけど、それを乱暴に言い切っちゃぁお終いですよね。
人間に生まれた以上、考えたり、悩んだり、迷ったり、塞ぎ込んだりしたいなぁ
(後ろ向きっぽい言葉が並んでしまった…)。

虫展は、11月4日まで開催中ですので、虫好きの方、虫は嫌いだけどデザイン好きな方、
行ってみてはいかがでしょう。
麦わら帽子にランニングシャツの子供たちが…と言ったけど、
本当はそんな子供たちも楽しめる展覧会です
(と言ってももう秋か…そもそも今、そんな子供たちもいないか)。

I went to MUSHI-TEN.
That is a design exhibition of  insect in TOKYO “21_21 DESIGN SIGHT”.

Various forms of  insect works are exhibited by various creator there.
They are designers, architects, structurists and artists.
I had a new experience and reconfirm fascination of insects in there.
And I remembered my childhood memories of insect.

We feel strong resistance to the insects in cities and indoors recently.
It is mentioned in this exhibition too.

Children love insects.
That hasn’t changed since the olden days.

Even if children’s  lifestyle changes,
I hope that the insect never change.