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2019/07/15

結婚できない男

なかなか梅雨があけない今年の日本。
早く梅雨明けしないかと思う一方で、その後は蒸し暑い夏がやってくる。
夏らしい夏も苦手なので、もう早く秋が来て欲しいと切に思う。

そういえばこの秋、自分にはちょっとお楽しみがあって。
というのも自分が愛して止まないテレビドラマが今秋、帰ってくるから。
ご存知の方も多いでしょう。
阿部寛主演のドラマ『結婚できない男』が13年ぶりに復活するのです。

あんまりテレビドラマを見ない自分も繰り返し見たこのドラマ。
タイトル通り結婚できない男の桑野信介が物語の主人公です。
有能な建築家・桑野は、人並み以上の収入もルックスも持ち合わせながら、
協調性と社交性が不器用に欠けた超偏屈アラフォー独身男。
結婚は「妻と子供と住宅ローンの三大不良債権を背負わされる」
という持論を持った皮肉屋でもあります。
そんなシニカルなひねれ者が周囲の人間とのコミュニケーションと恋愛・結婚を
模索していくというコメディードラマなんですが…

中二病の人間が太宰治の『人間失格』を読んで「ここに自分がいる!」と思うように、
世の“結婚できない男子”がこのドラマを見て皆「これは自分だ!」と言ったとか言わないとか。
いや、言ったに違いない。

ひねくれ者の織りなすコメディーとしての要素も面白いんだけど、
桑野さんにはどこか憎めない可愛げと切なさがあって、
“結婚できない男子”からしたらちょっと救いのようなものがあるドラマなんだよね。

続編は、まだ結婚してなかった桑野が変わらぬひねくれ独身生活、
その中での新たな出会いを描くものらしい。
変更部分も少なくなさそうだし、このドラマが好きすぎて実は続編を見るのが怖いけど、
また彼に会えるのを純粋に楽しみにしたい。

それはそうと、ボクの周りにも“結婚できない男”は多い。
正しくはそんなに“結婚に向かない男”。ちょっとめんどくさいタイプの男。
そんな男たちも当然一人では生きてないわけで。

変わらず親交を続けてくれている人、愛想を尽かさずそばにいてくれる人もいたりするものです。
みんなきっとそこには感謝しないといけないと考えてると思うんだよ。
結婚関係なく、ね。
どうもありがとう。

Many of my male friends are “Cannot marry guys”.
Expressed correctly, “they are not suitable for marriage”.
(There are many successful cases of marriage also.)

But I think they are not alone of course.

Some people will stay with them without changing.

They want to thank it a lot.
Marriage does not matter.

Thank you as always.